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※告知※7/1より特別展【(哥窑)双魚耳爐】公開⭐

2022.06.9

※告知※

特別展【(哥窑)双魚耳爐】7月1日(金)より公開いたします⭐

哥窯とは

哥窯は宋朝、章生一・生二兄弟のうち弟は龍泉窯を創設し、兄が興した窯は中国語で兄の意である哥窯と呼ばれたとする伝説がある。哥窯も宋代五大名窯の一つだが、全体像は謎であり窯址もまだ発見されていない。哥窯の焼き物は青磁の分類にはいるものだが、多くの哥窯が灰青色か灰白色(米色)で白に近い色に発色している。また胎土がレンガのようなこげ茶色である事が特徴で釉薬に無数のヒビ(貫入)が入っており、二重貫入で知られている。胎土と釉薬の膨張係数、収縮率の違いにより貫入を生じ、胎土の鉄分が浸み出した黒く太い貫入とやや細い貫入の二種類ある。この細い貫入が黄色や赤みを帯びたものがある。稀に金色に見えるものを「金糸鉄線」と呼び、珍重されている。偶然ではなく、意図的に作られたそうだ。また、胎土に鉄分があるため、釉薬が薄い部分の口縁部や高台が黒くなる。これを「紫口鉄足」と呼ばれている。

There is a legend that the go kiln was founded by the Song Dynasty, and of the two brothers Shoseiichi and Shoseiji, the younger brother founded the Longquan Kiln, and the kiln that the older brother built was called the go kiln in Chinese, which means brother. The Kiln is also one of the Song’s five famous kilns, but the whole picture is a mystery and the kiln pit has not yet been discovered. Although pottery in the go kilns is in the celadon classification, many kilns are gray-blue or gray-white (rice-colored) and close to white. It is also characterized by the fact that the womb is dark brown like a brick, and countless cracks (penetrations) are contained in the glaze, and it is known for double penetration. There are two types of penetration: black thick penetration in which the iron of the fetus soil seeps out, and slightly thinner penetration, due to the difference in the expansion coefficient and contraction rate of the fetal soil and the glaze. This thin penetration has a yellow or reddish tinge. Rarely seen as golden, it is called “Kinshitessen” and is highly prized. It was not a coincidence, but it was created on purpose. In addition, since there is iron in the womb, the mouth edge and high ground of the part where the glaze is thin become black. This is called the “Shikotessoku”.

6月30日(木)までは、特別展【北宗定窯醬釉(印)三魚缠枝花纹碗】を公開しております。

ぜひ足をお運び頂き、ご鑑賞くださいませ!

※展示内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。

公開期間
2022年7月1日(金)~2022年 9月30日(金)

休館日
土曜日・日曜日・祝日(但し、貸切・事前予約は開館

※ 休館日に入館をご希望する方は必ず事前(3日前)にお電話にてご予約いただきますようお願いいたします。
※ 特別貸切のご予約がない時に限り予約を受け付けております。

公開時間
美術館の開館時間に準ずる
https://nagoya-ceramic-museum.com

会 場
愛知県名古屋市中村区名駅三丁目26番21号
TOMIビル5階

中国・宋朝 960年〜1279年 五つの名窯を揃えて展示している稀有な美術館として国内外にて話題を集めている世界唯一の美術館です。
ごゆっくりと、ご鑑賞ください。

※「超・傑作たち」と題しました五大名窯は、特別貸切の場合のみ公開を致します。
鑑賞をご希望する方は下記までお問合せ下さい。

何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ぜひ足をお運び頂きまして、ご堪能下さいませ☆

※当ビルのセキュリティの都合上、エレベーターが5階に停まらないことがございます。
1階TOMIビルタワーパーキング事務室にてチケットをお買い求めになってから5階へお越しいただきます様お願い致します。

※ご招待券をお持ちの方も1階TOMIビルタワーパーキング事務室にて受付後、5階へお越しくださいませ。

※感染対策を徹底して行っておりますので、安心してご鑑賞いただけます。当館にお越しいただいた際には、出入口に設置してありますアルコール消毒をしていただきますようお願い申し上げます。

お問合せ
(株)シンカトリ TEL:052-541-2696