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特別展 【哥窯 双魚耳鬲式爐】開催中

2024.01.26

【特別展】1/4(木)~6/28(金)(開館時間: 9:00~17:00)まで【「哥窯」 双魚耳鬲式爐】を特別展示いたします。


哥窯は、宋時代浙江省にあったとされる伝説的な青磁窯であり、現在発見されている哥窯磁器は、主に北京国立故宮博物院、台北故宮博物院、上海博物館などに収蔵されています。哥窯は宋朝五大名窯のうちの1つでありとても有名ですが、未だ明確になっていない窯であり、官窯と哥窯の見極めが非常に難しいため、中国では一般的に官窯としても分類されています。

哥窯磁器には、金糸鉄線、紫口鉄足、聚沫攢珠、釉有酥光の4つの特徴があります。
胎土と釉薬の膨張係数、収縮率の違いにより釉薬に大小無数に生じる貫入を「金糸鉄線」といいます。中国では、この大小貫入のうち太いヒビを「銀糸」、細いヒビを「金糸」といい、太いヒビは黒銀色、細いヒビは黄色や赤みを帯びた色に見えることが特徴です。また、胎土に鉄分があるため釉薬の薄い部分が黒くなり、口縁部や高台が黒くなったものを「紫口鉄足」、釉薬下で透きとおった緻密な気泡を「聚沫攢珠」、器面の小さな溝によって光が反射したものを「釉有酥光」といいます。

当館収蔵品【双魚耳爐】は、「超・傑作たち」と題しました五大名窯のうちの1つで、常設展示されている名窯よりもさらに状態の良いものとなっております。
【双魚耳爐】美術品は特別展や特別貸切でしか見ることの出来ない貴重なものとなっております。次回特別展公開期間もしくは特別貸切でご鑑賞くださいませ💁‍♀️

中国・宋朝 960年〜1279年 五つの名窯を展示している稀有な美術館として国内外にて話題を集めている世界唯一の美術館です。ごゆっくりとご鑑賞ください。
※「超・傑作たち」と題しました五大名窯は、特別貸切の場合のみ公開を致します。鑑賞をご希望する方は下記までお問合せ下さい。何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

※当ビルのセキュリティの都合上、エレベーターが5階に停まらないことがございます。
1階TOMIビルタワーパーキング事務室にてチケットをお買い求めになってから5階へお越しいただきます様お願い致します。

休館日
土曜日・日曜日・祝日(但し、貸切・事前予約・特別開館日は開館)

会 場
愛知県名古屋市中村区名駅三丁目26番21号
TOMIビル5階

お問合せ
(株)シンカトリ TEL:052-541-2696