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【夏季特別展】7月3日(月)~公開決定

2023.06.12

2023年7月3日(月)より夏季特別展の公開が決定いたしました❗

今回の特別展は、中国宋代五大名窯のうちの一つである「官窯」美術品を展示いたします❗

【官窯青釉氷裂紋杯】

氷裂紋とは、素地(胎土)と釉薬の収縮率の差によって生じる釉薬のひび割れのことであり、窯から取り出されたばかりの磁器はぴんぴんとはじくような音を立てて釉薬がひび割れていく。このひび割れは意図して生じさせているもので、ひびが氷の裂け目のように見えることから「氷裂貫入」と呼ばれており、他にも「亀甲貫入」「薔薇貫入」と呼ばれている。日本では、「氷割れ文様(ひわれ)」「氷竹(ひょうちく)」「アイスクラック」とも呼ばれる。

中国 宋時代に焼成された官窯の青磁にはこうした氷裂紋が多く見られていたが、宋時代が終わると氷裂紋の磁器を焼成する技術は失われたため、現存する氷裂紋磁器は非常に少ないと言われている。また、中国では、家具や建築物にも氷裂紋が使用されており、日本では、江戸時代初期に氷裂紋が伝えられ、陶磁器や襖絵、着物、帯の紋様としても多く用いられた。

こちらの美術品は、宋時代に焼成された氷裂紋杯であり、水を入れると乾く過程で紋様が浮かび上がって見え、釉調の美しさを感じることができます。

※高さ4.0㎝、口径9.0㎝、底径2.7㎝です。

◇写真:中国・宋朝 960年~1279年

※日本では平安~鎌倉時代、およそ1060年前

※展示内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。

中国・宋朝 960年〜1279年 五つの名窯を展示している稀有な美術館として国内外にて話題を集めている世界唯一の美術館です。
ごゆっくりと、ご鑑賞ください。

※「超・傑作たち」と題しました五大名窯は、特別貸切の場合のみ公開を致します。
鑑賞をご希望する方は下記までお問合せ下さい。

何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ぜひ足をお運び頂きまして、ご堪能下さいませ☆

※当ビルのセキュリティの都合上、エレベーターが5階に停まらないことがございます。
1階TOMIビルタワーパーキング事務室にてチケットをお買い求めになってから5階へお越しいただきます様お願い致します。

※ご招待券をお持ちの方も1階TOMIビルタワーパーキング事務室にて受付後、5階へお越しくださいませ。

※感染対策を徹底して行っておりますので、安心してご鑑賞いただけます。当館にお越しいただいた際には、出入口に設置してありますアルコール消毒をしていただきますようお願い申し上げます。

お問合せ
(株)シンカトリ TEL:052-541-2696