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特別展【北宗「官」銘双鱼紋定窯盖盒】

2023.01.4

2023年1月4日(水)より、当館収蔵 五大名窯「超・傑作たち」のうちの1つである特別展【北宗「官」銘双鱼紋定窯盖盒(ほくそうかんめいそうぎょもんていようふたごう)】を公開しております⭐

【北宗「官」銘双鱼紋定窯盖盒(ほくそうかんめいそうぎょもんていようふたごう)】 は、「超・傑作たち」と題しました五大名窯のうちの1つで、常設展示されている名窯よりもさらに状態の良いものとなっております❗ また、こちらの美術品は、特別展・特別貸切でしか見ることの出来ない貴重なものとなっておりますので、ぜひ当館へ足をお運び頂き、お近くでご鑑賞くださいませ⭐

「定窯」
定窯は中国の著名な白磁窯である。なかでも五代や宋代から金代にかけては宮廷用器も数多く生産され、「牙白」と呼ばれる象牙のような白色(アイボリーホワイト)を特色とする優雅な定窯白磁は、皇帝はじめ士大夫などにも広く愛好された。白い素地にクリーム色がかった透明釉をかけたものと型押しや浮彫など彫文を施して透明釉をかけたものとがある。文様は型を用いる印花文(いんかもん)、ヘラ彫りによる刻花文(こっかもん)、浅く片切彫する劃花文(かっかもん)など種々様々だがいずれも軽快で淡い気品を醸し出している。定窯は元の時代まで脈々と続いたが次第に丁寧な作りは姿を消したため、北宋時代の作品が最も評価が高いとされます。こちらの美術品は、双魚が彫られており、裏には五代・北宋前期の定窯に見られる「官」の銘が刻まれている。また、定窯は晩唐から五代・北宋にかけて、純白色の粘土にやや青みのある透明釉を施したやや肉取りの厚い重厚な趣の名作を焼いて頭角を現しており、この特徴がみられることから、本美術品は北宋前期に焼成されたものであると考えられる。                ※日本では平安時代、およそ1100年前

※展示内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。

公開期間
2023年1月4日(水)~2023年3月31日(金)

※1月7日(土)、8日(日)、9日(祝・月)は特別開館日となります。

通常は休館日である土・日・祝日に特別に開館いたしますのでこの機会に是非ご来館下さいませ

休館日
土曜日・日曜日・祝日(但し、貸切・事前予約は開館)

※ 休館日に入館をご希望する方は必ず事前(3日前)にお電話にてご予約いただきますようお願いいたします。
※ 特別貸切のご予約がない時に限り予約を受け付けております。

公開時間
美術館の開館時間に準ずる
https://nagoya-ceramic-museum.com

会 場
愛知県名古屋市中村区名駅三丁目26番21号
TOMIビル5階

中国・宋朝 960年〜1279年 五つの名窯を展示している稀有な美術館として国内外にて話題を集めている世界唯一の美術館です。
ごゆっくりと、ご鑑賞ください。

※「超・傑作たち」と題しました五大名窯は、特別貸切の場合のみ公開を致します。
鑑賞をご希望する方は下記までお問合せ下さい。

何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ぜひ足をお運び頂きまして、ご堪能下さいませ☆

※当ビルのセキュリティの都合上、エレベーターが5階に停まらないことがございます。
1階TOMIビルタワーパーキング事務室にてチケットをお買い求めになってから5階へお越しいただきます様お願い致します。

※ご招待券をお持ちの方も1階TOMIビルタワーパーキング事務室にて受付後、5階へお越しくださいませ。

※感染対策を徹底して行っておりますので、安心してご鑑賞いただけます。当館にお越しいただいた際には、出入口に設置してありますアルコール消毒をしていただきますようお願い申し上げます。

お問合せ
(株)シンカトリ TEL:052-541-2696